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インスプレスから発刊!

『ITが保険ビジネスを変える』(2003年3月10日発行)

完売しました


 保険市場の構造的変化変化とダイレクト市場における購買者の特性、さらに代理店市場についての地道なフィールドワークと徹底したヒヤリングによる現場視点からの市場分析。ITの活用による保険業務のプロセスの変化と代理店の事務コスト削減の方向を「保険ロジステイックス」(兵姑術、流通技術)の観点から切り込み、市場が求めるシステムインフラによって保険のコスト構造を更新し、保険流通のビジネスモデルの革新を提案。


A5版、カバー装、146頁、本体1905円+税
************* 目 次 **********************
はじめに 第1部 市場の変化 第1章 E‐ビジネスの保険への影響 第2章 日本のダイレクト市場 第3章 日本の代理店市場 第2部 事務サービスの変化 第4章 代理店の事務分析 第5章 保険ロジスティックス 第6章 保険ロジステイックスの改善に向けて 第7章 提言:保険ロジステイックスのプロジェクト化 第3部 市場が求める新しいインフラとビジネスモデル 第8章 市場が求める新しいインフラ 第9章 新しいビジネスモデル

□■□ 「はじめに」 から■□■□■□

 2000年の10月に拙書『巳-ビジネス時代と保険システム』(保険毎日新聞社)を上梓して2年が経過した。当時はインターネットの普及率が15%を越えて約1年を経た頃で、ようやく保険業務に従事している人たちからもインターネットの影響の大きさを予感する声が聞こえ始めた頃である。
 私は1995年から約5年間、18皿の保険システム事業部のグローバルマーケティング活動に参加していた関係で、インターネットが保険に与える影響の大きさについての情報を欧米を中心に得ていた。それによると米国で1994年に普及率が15%を越えたインターネットは、1997年ごろからその影響を具体的に与えだした。インターネットによるダイレクト坂売やインターネットによるサービスコストの激減がそれである。

 これらの情報や、具体的な保険会社の事例や、日本における調査結果をまとめたものが前著でありその主旨は次のようなものであった。
インターネットにより購買者の情報量が増え、従来とは異なる購買行動が起きる。保険業界でも新たな市場が形成される。
インターネットによって保険の業務プロセスが変わり、大幅なコスト削減が可能になる。その動きは代理店の実務にも影響を及ぼす。
 以上の予測が2年経った今、具体的にどのように表れてきているのかを検討することが本書の目的である。前著においてはグローバルな情報をもとにマクロ的な推測を行なったが、本書では現場における具体的な動きをもとに分析を行ないたい。

以下、省略

問合せ先:有限会社インスプレス
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