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「はじめに」から 専業代理店経営実態調査は、インスウオッチ10周年の記念事業として、以下に掲げた損害保険会社5社のご参加を得て、トップクラスの専業代理店を対象にした共同調査(マルチクライアント調査)として実施した。 調査参加保険会社(ご参加順) 損害保険ジャパン 東京海上日動火災保険 富士火災海上保険 日本興亜損害保険 AIU保険 今回の調査で、インスウオッチ創刊以来の懸案であった、TOP1%代理店の経営実態を明らかにするという課題に対して、大きな足掛かりを得ることが出来た。調査にご参加頂いた保険会社5社と、呼び掛けに応じて調査にご協力頂いた代理店には感謝に堪えない。 インスウオッチは、創刊以来一貫して《トップ1%を目指す代理店に経営情報を提供する》をテーマにしてきた。これは、代理店の社会的地位向上には、企業的経営を行う組織が業界内でどんどん増えていくことが、先ずは一番大切と考えたためである。 本調査では、調査対象を売上高5千万円以上の上位3%の代理店に絞り込むことで、今までテーマとして掲げながら実態の掴めなかった、トップ1%代理店の経営実態に迫ることが可能となった。 具体的には、本調査では最終的な財務評価として、A、AA、AAAの3段階評価を行っており、AAAはその中での上位三分の一なので、総合的に見て専業代理店のおおむねトップ1%に位置すると考えられる。 今回調査の流れは右図の通りで、先ず、WEBアンケート調査を行い、そこでAAAとなった代理店に希望をとって了解が得られた所へ、中小企業診断士が訪問し調査を行うという2段構えで実施した。 WEBアンケート調査は、インスウオッチが読者向けに2002年より提供していた財務診断2のやり方を踏襲して実施した。 第1章に、今回調査のポイントである財務診断の理解も兼ねて、自社の実力をAAA代理店の財務診断と対比して測定できる自己診断シートを用意しているので、先ず、トライして頂きたい。 このアンケートで得られたAAAの経営実態は右図の通りである。詳しくは、第2章で述べるが、一言でいえば、この3年、増収、増益を確保しており、逆風の吹く中で、健闘していると言える。 第3章は、今回初めて実施したビジョン診断についての分析である。3年先の目標についてアンケート調査を実施し、財務診断と同じ形で評価したもので、これにより、3年先皆が何処へ向かおうとしていて、自社はそれに対してどうかといった判断が出来る。 AAA代理店に対する訪問調査は、今回3社実施したが、その報告を第4章でしている。3社という少ないケースであったが、様々な条件がバランスよくミックスされていて、有効な調査を実施出来た。 調査を受けて頂いた代理店からは、調査について好評を頂き一安心している。この成果を生かして、かねてから実施をしたいと考えていた、優秀代理店の表彰制度を来年4月に立ち上げる予定で、その内容を第5章で紹介している。 また、「3年先の計画を立てることも重要だが、では、足元、具体的にどう動けば良いのか」と訪問調査のなかでご指摘を受けたので、今回提供した営業力診断と連動した形で、6ヶ月のWEB研修プログラムを開発した。同じく5章の最後に紹介している。 |
第1章 財務診断から見た自社の実力 1.財務診断とは? 2.自社の実力は?(自社 vs TOP1%) 第2章 TOP1%代理店の成功要因 1.TOP1%代理店の特徴 2.TOP1%代理店の成功要因 第3章 ビジョン診断から見たTOP1%代理店の課題 1.ビジョン診断とは? 2.TOP1%代理店の課題 第4章 TOP1%代理店のケーススタディ 1.ケーススタディの進め方 2.ケーススタディから分かったこと 3.ケーススタディ ブルースター MIG 名宝保険 |
第5章 Inswatch Top Agency Awardsとフォローアップ研修 1.ITAAの狙いと進め方 2.一次審査 3.二次審査 4.審査結果公表 5.営業力増強WEB研修 資料集 調査募集案内 中間報告書 WEBアンケート用紙 アンケート回答代理店プロファイル 統計解析の事例 |
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